●ミョウバン 日本では、食品添加物として、漬け物の発色剤や麺のかんすいとして使われています。ヘナをする時に加えると、発色が良くなるというのも、金属分が含まれているからでしょう。 ミョウバンとは、カリウムやアンモニウムなどの金属とアルミニウムなどの金属が硫酸塩の形でむすばれた複合塩の総称です。 現在市販されているものは、メーカーが工場で合成したものですが、自然物としても採取されます。別府のミョウバン温泉は有名ですし、古代ローマ人は、制汗剤として日常的に使われていたと言われます。つまりミョウバンは世界最古のデオドラント剤でもある。
ヨーロッパでは、このミョウバンが結晶となった天然塩を「アルム石」と呼んで古くからデオドラント剤として使用していました。 現在は、日本でも天然アルム石に殺菌作用のあるフェノール等の化学物質を配合して自然に近いデオドラント剤として販売されています。
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